- お住まい
- 山形市 H様邸 3人家族
- 床面積
- 1F:19.28坪 2F:12.52坪 計31.8坪
- 仕様
- SW工法・山形県産木材使用
- 設計
- (株)美・中川工務店
- 施工
- (株)美・中川工務店
- C値
- 0.23
- UA値
- 0.35
- BEIの値
- 0.78(22%削減)G1グレード
- その他
- BELS☆☆☆☆☆/耐震等級3相当/認定低炭素住宅
- 受賞
- LIXILメンバーズコンテスト2024 グッドリビング賞受賞
H様との出会いは、弊社でお呼びしたキッチンカーのイベントにH様が来てくださったことから始まりました。
ご夫妻が車で2時間かけて買いに行くほど好きなフルーツサンド屋さん。その際に購入した方に弊社のポストカードを配りました。
それから半年ほど経ちコロナの終息も見えない中で閉塞感を解消するためにご夫婦のご希望であった「薪ストーブがある木の家」を建てるべく、以前お配りした弊社のポストカードで思い出していただき、最終的に弊社での家づくりがスタートしました。
山形市でも西に位置した郊外の建築地。郊外ならではの広い敷地で、西面道路。隣家は道路向かいと東側のみ。
北側と南側は畑で風通りや採光に恵まれた土地。 土地の場所を生かして1階ダイニングと2階ホール、寝室の南側に大きな窓を配置し冬の日射を取り入れます。
隣家の視線対策と東日と西日対策で東と西面の窓は極力小さくしました。
薪棚との動線を考慮し掃き出し窓の近くで1階のほぼ中心にまず薪ストーブを配置。
木の仕上げは、安全面を考え外観のアクセントで軒の深いポーチの板張りにしました。
材種は杉で、塗料は経年変化を楽しめるウッドロングエコを使用。
料理が趣味の旦那様がこだわったのはL型キッチンと作りながらお酒が飲めて作業台になるダイニングテーブル。
仕事終わりはキッチンで過ごすことが多く、新しい家では友人を招いて振る舞いたいという事なので、キッチンとダイニングは薪ストーブの火が見えるプランを考えました。
ご夫婦の趣味グッズなどを見せる収納と見せない収納のどちらも欲しいとのご要望だったので、オープンな可動棚収納と扉を付けた収納の2タイプをプランしました。