勾配天井と木の家

果樹のお仕事のご主人とピアノの先生の奥様ご夫婦。
河北町の国道沿いに家を建築しました。
車通りの多い国道ですが、SW工法の住宅なので外の音がほとんど気になりません。
メインの外壁を柔らかい色味のアイボリー、アクセントカラーはナチュラルな板目調のサイディングです。
雪下ろしの手間がかからないように片流れの屋根にしてすっきりな印象にしています。
リビングは屋根勾配を活かし、勾配天井にして構造材の梁を表しにしました。
表しの梁にはブラックの照明器具を付け、その時の気分で明かりの雰囲気が楽しめるようになっています。
リビングの角にカウンターがあり、パソコン作業や仕事の書類作成などができます。
隣接した和室は、床座でのんびりくつろげるになっています。
和室の吊押入は、かがむことなく布団の出し入れをすることができ、下に窓も取れ採光と通風も取れます。
温かみのあるミルク色の人造大理石カウンターキッチン。流し元の吊り下げ照明のブラックが空間を引き締めています。
和室と仕切れるように天井には埋込のロールカーテンがあり、来客時でも気兼ねなく家事が出来ます。
食器棚と洗面台の鏡は大工さん作製の弊社オリジナル。棚の高さや色などオーナー様と何度も打合せを重ねて作製しました。
玄関ホール飾り棚と家のカラーに合わせたステンドガラスがお客様を明るく迎えてくれます。

じっくりと吟味した想いがカタチとなり、柔和な雰囲気のオーナー様らしい素敵な家が完成しました。