- お住まい
- 山形市 T様邸 4人家族
- 床面積
- 1F改修面積:36.5坪/2F改修面積:22坪/計58.5坪
- 仕様
- 木造在来工法/山形県産木材使用
- 設計
- (株)美・中川工務店
- 施工
- (株)美・中川工務店
当初は建て替えもご検討されていましたが、ご主人のお父様が建築された住まいを築30年余りで解体することに抵抗がありました。
また、お父様と弊社会長が旧知の間柄であったこともあり、これまで折々にリフォームを重ねながら、大切に住み継がれてきた住まいでもあります。
そうした背景から、「家を壊す」のではなく、「想いを受け継ぎ、これからの家族の暮らしに合った形へと整える」リノベーションを選択されました。
そしてT様ご家族からのご要望は、以下のものでした。
・キッチンと茶の間を一体化し、庭を望む大きな窓を設け、明るく開放的な空間にしたい
・対面キッチンと大容量の食器棚、広いランドリースペース、独立した洗面化粧台など家事動線の充実
・祖母の寝室へのペットドア設置と、家全体を均一な温度で保つ快適な住環境
・個室にこだわらないワークスペースの確保
・2階は間仕切りを活かしながらワンルームのように使える空間とし、床鳴りも改善してほしい
こちらを元にお父様が建てた家を「住み繋いでいく」を胸にプラン作製や工事を行いました。
全てを新しいものするのではなく、大切してきたものはそのままにより良く素敵に。
竣工時にお客様からいただいた言葉の一つに、「様々な縁やつながりを感じた」というお話がありました。
先代からのお付き合いでしたが、今回のリノベーション工事中に思いがけない発見がありました。
それは、弊社の大工さんが実はお施主様が以前勤務していた幼稚園の教え子だったことです。
この偶然の再会は、お客様だけでなく、私たちスタッフにとっても大変心温まるエピソードでした。
このような縁が工事の中で明らかになり、家というものがただの建物ではなく、時間を超えてつながりを生む存在であることを改めて感じました。
お客様ご家族が住み繋いできた大切な場所のリノベーションを通じてお客様の「家族の歴史」に新たなページを加えられたことを誇りに思っています。
【玄関】
リノベーション前→リノベーション後
広さと玄関収納の位置は変えずに、間仕切り壁を作りシューズクロークをつくりました。
下足棚の面材を明るく和モダンな格子の引戸にしました。
【ダイニングキッチン】
リノベーション前→リノベーション後
壁一面の造作食器棚を設け、南からの光がしっかり入るため、北側の断熱サッシは必要最小限のサイズで計画しました。
構造上撤去できない柱も、オープン収納にすることで圧迫感なく空間に溶け込ませています。
【リビング】
リノベーション前→リノベーション後
【1階祖母寝室】
リノベーション前→リノベーション後
嫁入りの際のタンスを置くスペースを確保し、裁縫作業ができるカウンターを造作。
窓を小さくしても、明るさの感じられる空間になりました。
【水回り】
リノベーション前→リノベーション後
洗面化粧台を廊下に移設して、広い脱衣室とランドリー室にしました。
小便器と洋便器が二つあったトイレを一か所にまとめて、掃除を楽にしました。
断熱性と快適性に優れたユニットバス。 お手入れもラクです
【2階物干し場】
リノベーション前→リノベーション後
出窓を生かしカウンターを付け、仕事や趣味を楽しめるフリースペースにしました。
【主寝室】
リノベーション前→リノベーション後
ワンルームマンション風な間取りにして、オープンな空間にしました。
【子供部屋】
リノベーション前→リノベーション後
娘さんがご希望の白とグレージュのインテリアが叶うように、ダインライトと真っ白な壁紙に生まれ変わりました 。