暮らしを彩るエクステリア②
山形の木の家専門家、美・中川工務店です。
今回は前回に引き続きエクステリアの中の駐車場についてご紹介致します。
【2】駐車場について
★スペースについて
自動車を購入した場合、駐車場を他に確保する以外は住まいの敷地内に駐車スペースが必要になります。
夫婦で車を所有するケースや将来子供が車を持つことも視野に入れる場合、駐車台数分のスペースを確保できるとベストです。
まずは車の寸法を確認し、全長をベースに全幅に運転席のドアの開閉寸法と助手席の安全寸法、トランクを開けた際の距離などを加えます。
ハンドルを最大限切って回転したときの外側のタイヤの軌道を測り、ぶつからないように設計します。
★駐車場の種類
・砂利
最も費用が安く、簡単にできるのが砂利です。
単純に敷き詰めるだけなので費用も工期もそこまでかかりません。
メリットは歩いたときに音がでるので防犯面で安心です。
デメリットとしては砂利と砂利の間から雑草が生えたりと定期的なメンテナンスが必要になります。
・アスファルト
一般道路で使われているのがアスファルトです。
メリットは比較的費用が安くおさまることで、デメリットは色が黒いため熱がこもりやすいということです。
・コンクリート
エクステリアの駐車場で最も人気なのがコンクリートです。
メリットはメンテナンスが楽で耐久性が高いことです。
色は白く見た目がきれいなため、戸建てに選ばれることが多いです。
デメリットは砂利やアスファルトと比べて費用が高くなることです。
駐車スペースを何台確保するかは、アプローチからの動線、建物とのバランス、道路からのバランス、植栽スペースの利用なども考えて計画することが大事です。
以上を踏まえて余裕のある駐車スペースができるように考慮しましょう。