暮らしのデザイン 【押入収納】
山形の木の家専門家、美・中川工務店です。
暮らしのデザインシリーズvol.10【作業スペースにリフォーム】です。
昨年からテレワークをされている方がとても増えましたね!
お話をお聞きすると、リビングやダイニングのテーブルにパソコンを置いて
資料を作成したり会議をしているようで、腰や肩、背中が痛くなるのよ~という声を聞きます。
また、パソコンの置き場などにお困りの方も多いみたいです。
そんな時は押入収納のリフォームはいかがでしょうか。
写真は昔ながらの、奥行が深く、枕棚・中段で仕切られた一般的な押入です。
Before
必要のないものを整理整頓して、このような作業スペースにリフォームします。
after
画像では、ミシンを置いて裁縫スペースにしました。
奥様のくつろぎの空間や趣味を楽しむスペースをつくる方も増えています。
趣味を楽しんだり、パソコンを置いてテレワークとして使うこともできます。
使いやすい広さに設定されたデスク用棚板を設置し、棚と引き出しを設けて、残ったスペースはクローゼットに。空間を無駄なく使い切るアイデアです。
2回に渡り、押入収納のデザインについてお話ししましたが
物は「使う場所に使いやすいように収める」が基本です。
何がどこにあるか一目瞭然の収納にすることで、探し物をする時間が減りストレスなく有効な時間が過ごすことができますね!
収納を「物をしまうこと」、優れた収納家具さえあれば解決すると誤解されている方が多いですが、
本来、収納とは「使う場所」に「使いやすい形に収めて」「すぐ使えるようにスタンバイさせること」です。
その3つを決めると収納はとても簡単。難しいことではありません。
さて、皆さんのお家のハサミや爪切り、トイレットパーパーや洗剤のストック等の居場所は決まっていますか?