暮らしのデザイン 【テレビ台-2】

木の家専門家、美・中川工務店です。

暮らしのデザインシリーズvol.8です。

前回に続き、テレビ台です。今回は扉の種類と壁掛けテレビ、最後にオーナー様こだわりバージョンを紹介します。

前回のブロブ記事

まずは扉の種類の違いで、オーソドックスな引違い戸です。

 

4枚の引違い戸でテレビ台の横幅のサイズは3.6m!ゆったりサイズです。

引戸は横に滑らせるだけなので、開閉がとても楽です。扉の下につけたアクリル板で抜け感が出ますね!

背面のレンガ状に張った杉板は、オーナー様のアイデアで中央だけに貼りました。

木の分量が多いと少々野暮ったく見えてしまうので、オーナー様ナイスアイデアでした!

 

 

こちらは、下から上に開ける扉です。

天板、側板、底板と扉のサイズが同じなので、スッキリと見えます。

横格子のアクセントを付け、北欧好きのご夫婦に大変気に入っていただきました。

 

こちらは壁掛けテレビです。

部屋の広さを優先したい方や、テレビ台の掃除などが気になる方には壁掛けが良いですよね。

背面の壁には、モルタル造形師によるモルタルアートが施工されています。

本物の石のようなゴツゴツした質感、絶妙な色の違いがとても素敵です。

 

最後に特別編です。こちらもオーナー様のこだわりで実現したテレビ台です。

弊社のホームページでは、お世話になりっぱなしのF様邸のテレビ台。

足元はブラックのアイアンで鉄骨屋さんに作製してもらい、天板は構造用合板に透明の塗装で仕上げました。

「本当に構造用合板でいいのかな~?」と社内で話したことを今でも思い出します。

構造用合板は床や壁などの下地材として使うことが多く、仕上げの材料として表に出ていることは少ないです。

そんな固定概念をガラリを変えていただけたとてもかっこいいテレビ台です。

杉のうづくりの床材に、ブコツで男前なテレビ台がぴったりですね!

 

このようにお客様の暮らしたいイメージによって、全然違いますよね。

美・中川工務店では、注文住宅やリノベーションの場合、造作のテレビ台は標準としております。(特別な材料を使用の場合は要相談)

お好きなデザインで、あなただけのテレビ台を一緒に考えましょう!